湯元ホテルのお知らせ

島原半島ジオパーク ーその4-

歳を重ねると、時間が短く感じるようになりました。友人の話によると、1日を自分の年齢で割るとその年齢で感じる時間の長さになるそうです。例えば、60歳の人は1歳の時の60分の1の時間の長さになるそうです。
そういえば、コーヒーをコップに注いで、熱すぎるので冷まそうと思って、ちょうど良い温度になったはずだと飲んでみると、物凄く温くなっていると感じる回数が増えたのは、年齢を重ねて時間感覚が変わってきているためかもしれない。
(分かった!この頃疲れると思っていたら、自分が思っている以上に仕事時間が長くなっているからだ!休暇を直ぐ取らなくちゃ!休暇願を書くぞルンルン!)と思ってふと横を見ると、(ウァ~女将が居る~)。
はい女将。私ちっとも疲れておりませんし元気です。直ぐブログ書いちゃいます。

(その3より)

さて、島原半島は裂け目が広がりつつあるのですが、このため断層が形成され、また100年~200年ほどの周期で噴火が起こります。

島原半島の断層は、YahooやGoogleの地図写真や現地の近くで確認出来る口ノ津断層・有馬断層・千々石断層・小浜断層・布津断層・金浜断層・深江断層等があります。これだけの狭い地域でこれだけの断層があるのです。断層フェチには堪らなく面白く思えます。

更に面白いのは島原半島の南端から次第に島原半島が形成され、現在は中央部に火山活動が移ってきていることです。中央部では島原半島の東部分が現在火山活動をしていることです。大まかに活動の推移を書いておきますと【約400万年前南島原市口之津町早崎地区周辺 → 200万年~50万年前南島原市加津佐町周辺北有馬町周辺 → 50万年前早崎地区を除く南島原市口之津町と北有馬町周辺 → 30万年~20万年前小浜町周辺と布津町の一部(高岳・高岩山・絹笠山・矢岳) → 20万年~10万年前千々石町・愛野町・吾妻町の一部(九千部岳・吾妻岳・舞岳) → 10万年~有史時代(野岳・国見岳・妙見岳・普賢岳) → 1663年、1792年、1991年~1995年(眉山・平成新山周辺)】となるようです。

年代別には400万年前からの火山活動の跡が順に残っていて、それを実際目で見ることが出来る、まさに火山の博物館と言えるのではないかと思っています。(さすがはユネスコのジオパークに最初に指定されただけのことがあると、自身は勝手に思っております。)

余談になりますが(いかん!今回は余談を書かないつもりだったのに勝手に手が~!)、他の人に島原半島の噴火の仕組みを分かり易く説明するためのアイデアを考えていた時に、あるアイデアが閃きました。しかし、素人である私が、このアイデアを使っても問題がないか自信が無く、暫く温存していました。すると、ある日突然、チャンスが目の前に転がり込んできました。

九州大学名誉教授の太田一也先生がジオパーク関連の会議に出席されており、たまたま先生の周りに誰も人が居なくなる瞬間が出来たのです。私は心の中で叫びました(今だ!今しかない!)。そして、気がついたら私は先生の側に駆け寄っていたのです。

「太田先生、私の様にあまり火山の知識が無い人に、感覚的にその仕組みを分かってもらうための説明方法を考えたのですが、素人である私が考えたアイデアを使って良いかどうか自信がありません。聞いて頂いても宜しいですか?」

すると太田先生はとても優しい笑顔で「どうぞ話してみてください。」とおっしゃいました。勇気を振り絞った私は「例えに、お饅頭を使ってみてはどうかと考えたのです。お饅頭の両側を引っ張って表面に裂け目を作り、下から押すと餡子がピュッと飛び出します。これが噴火のイメージですと説明したいのです。」とお話しさせて頂きました。私のレベルの低い話を、優しく微笑みながら聞いて下さった太田先生は、「その説明使っても良いです。」と言って下さいました。

(やった~!やった~!やった~!)私は心の中で叫び、先生に最敬礼しておわかれし、それ以降は客様にお饅頭を例に揚げて、島原半島の火山活動のお話を致しております。めでたし。めでたし。

(その5へ)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です